目次
成功哲学の欠点
成功哲学の元祖といえば
ナポレオンヒル。
ナポレオンヒルが伝えた
巨富を築く13の条件は有名です。
１３の条件とは、
1.願望・・・叶えたい夢や目標の明確化
2.信念・・・絶対に実現することを信じる
3.深層自己説得・・・目標を声に出して繰り返す
4.知識・・・実現に必要な知識を身につける
5.想像力・・・実現した姿をイメージする
6.計画・・・短期・中期・長期の計画を立てる
7.決断力・・・絶対にやり遂げるという覚悟
8.忍耐力・・・結果が出ない時も諦めない
9.マスターマインド・・・複数名でチームを作る
10.性衝動・・・セックスのエネルギーを成功に向ける
11.潜在意識・・・無意識のパワーを理解して使う
12.頭脳・・・脳の働きを理解する
13.インスピレーション・・・ひらめきを信じる
この考えを理解し、組み合わせることで
望む目標や願望が叶うという教えでした。
自分も20代の頃にナポレオンヒルに出会いました。
そして紙に目標を書いて、
毎日声に出して繰り返していた時代がありました。
実際にそれによって
思っていた以上の結果をいただくことができました。
全くの無一文から、ビジネスを立ち上げて
多額のお金を稼ぎ出すことができるようになり
そこそこ贅沢な暮らしができるようになりました。
しかし、成功哲学には
大きな欠点がありました。
それはナポレオンヒルが伝えた成功とは、
大金を手に入れ、贅沢な暮らしをすること。
そのような印象を強く残しました。
実はそれが最大の欠点でした。
確かにこの考え方を理解すれば
お金や仕事での成功など
様々な夢が叶う人もいるでしょう。
ナポレオンヒルが生きていた時代には
大金を稼ぎ、贅沢をすることが
成功のシンボルであったとは思います。
現代でもその考え方を
強く持っている人も多くいるでしょう。
しかしその考え方だけでは
本当の意味で人を幸せにしないと言えます。
引き寄せの法則や、潜在意識、
量子力学などをいくら学んでも同じです。
その理由は、たとえお金や物、仲間に囲まれても
心が満たされないからです。
魂が汚れたままでは、いくら大きな成功をしても、
人生がつまらないと感じてしまうからです。
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イカゲームが教えてくれる生き方（ネタバレあり）
今年のお正月にNetflixで
世界的に大ヒットした韓国ドラマ
「イカゲーム」を見ました。
この映画では秘密の場所に集められた人たちが
子供時代に遊んだゲームをします。
各ゲームごとに負けた人が殺されて
最後に残された人に
多額の賞金が与えられる。
そんな恐ろしいストーリーです。
そしていよいよ最終話で、
誰がこのゲームを仕掛けたのか？
その人物が明かされます。
その人物は意外な人でした。
それが誰かはドラマを見てください。
そしてその人物が、
なぜ人殺しのゲームをさせるのか？
その理由を語ります。
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殺人ゲームを始めた理由とは
その殺人ゲームを始めた動機。
それは私にはなるほど・・・
と妙に納得できるものでした。
その場面のセリフです。
（ここからネタバレ）
「金がまったくない者と
金が多すぎる者の共通点は何だかわかるか？」「人生がつまらないという事だ。」
「金があり余っている者は
何を買ったり、食べたり飲んだりしても
結局はつまらなくなってしまう。」「いつからか、私の顧客達がこう言うようになった。
楽しいと思えることがもうなくなってしまったと。」「だから皆なで集まって考えてみたんだ。
何をすれば少しは楽しいと思えるかをな。」
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成功の向こう側にあるもの
多くの人は成功するまでは、
それを夢見て必死に頑張り続けます。
成功を掴めば
必ず幸せになれると信じています。
しかし、実際にあらゆる物が手に入ると、
その先に待っているものが
何かをほとんどの人は知りません。
その先に待っているのは
【最後には何をやっても楽しくない】
そうなっていくのです。
子供の頃のように
何をやっても楽しかった時代に戻りたい。
それがこの映画の最後で語られる
セリフでした。
実は自分にも
それと似たような経験をした事が若干あります。
その当時は、「何をやっても楽しくない。」
そんなことを思いながら過ごしていました。
だから昔自分が目指していた成功は
決して成功ではなかったのだと思います。
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何をやっても楽しいのが成功
イカゲームの中で言われているセリフのように
「子供の頃は何をやっても楽しかった。」
そんな経験をしている人は
意外といるのではないでしょうか？
だれもが、「箸が転がっても可笑しい。」
そんな時代があったのではないかと思います。
自分も振り返ると
学生時代はくだらないことで
友達と大笑いしていたのを思い出します。
しかし、次第に大人になるにつれて
楽しいと思えることが少なくなってゆきます。
だんだんと笑えなくなってきます。
笑ったり、楽しいと思えるには
何かしら理由が要るようになります。
理由もなく笑っていると
頭がおかしいと思われたりもします。
さらに40代、50代、60代と進むにつれて
楽しみといえば美味しいものを食べるくらい・・。
そんな感じになってゆきます。
そして「人生とはそんなもの」
そんな諦め切った悟りに入ります。
なぜ、子供の頃のように
何をやっても楽しい！！
そう思えなくなるのでしょうか？
こんなにイカゲームが
世界的なヒットになるということは
今よりも子供の時の方が
よっぽど幸せだった。
そう思う人が意外に多いのでは無いでしょうか。
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なぜ大人になると人生が楽しく無くなるのか？？？
なぜ大人になって成功したのに
人生が楽しく無くなるのでしょうか？
それは、
魂が汚れてしまうから
ではないかと思います。
誰もが赤ん坊の時は
汚れのない、美しい魂で生まれてきます。
なんでもないことに大笑いできます。
見るもの聞くもの
全てに興味津々です。
しかし、成長するに従い
いろんな経験をして
いろんな事が変にわかるに従い、
何事にも興味が薄れてゆきます。
人を捌いたり、裁かれたり
批判したり批判されたり。
人と比べたり、人を馬鹿にしたり。
自分で自分の魂を汚してしまうことが
何をやっても楽しいと思えなくなる。
使いきれないお金があっても
人生が楽しいと思えなくなる。
豪邸を建てて
見晴らし位のいい高台で暮らしても
フェラーリとAMGと
ベントレーとマセラティと
高級外車を何台所有しても、
会社を上場させて
使いきれないお金を持っても
プライベートジェットで
世界中を飛び回っても、
世界中に高級別荘を所有しても
何をやっても人生が
楽しいと思えなくなるのです。
だから億万長者はそこから逃れたくて
次々とお金を使い
自分を刺激してくれるものを
探し続けるのです。
それでも楽しいと思えなくなると
最後は麻薬や覚醒剤に走ります。
それがハリウッドスターなどが辿る
人生堕落コースです。
すべては成功や幸せが
自分の外側に存在している
その錯覚から来るのです。
ある時、自分もそれに気がつきました。
自分を満たしてくれるものは
自分の外側には無いということを。
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お金のために生きる時代から、魂のために生きる時代へ
そして、悟りを求めるという旅に出ました。
その結果巡り合ったのが
「自然の力」
でした。
「自然の力」は
健康、豊かさ、家族、友情、自由など
あらゆるものを与えてくれます。
しかしそれは魂を汚しながら
人生をつまらなくするような
道のりではありません。
自然の力を知れば知るほど
魂の汚れが綺麗になって
魂が子供時代のように輝き出します。
何をやっても楽しい
そんな毎日が訪れるようになります。
愛と感謝とお陰様の中で
健康や、豊かさ、家族の幸せ、友情、自由など
人生で欲しいものが叶ってゆきます。
ナポレオンヒルの時代の成功哲学は
お金のために生きるための哲学でした。
しかしこれからの宇宙時代の新成功哲学は
魂のために生きる時代です。
これが、宇宙時代の新成功哲学
「自然の力」です。
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